re:Invent 2022 re:Cap 3rd Night に参加しました #awsbasics #reInvent
Amazon SageMaker 周りの情報が盛りだくさんでした。
こんにちは、崔です。
AWSJ のエバンジェリスト 亀田さんが主催する AWS エバンジェリストシリーズの re:Cap 3rd Night を聴講したので、セッションレポートをお届けします。
こちらのイベントになります。(明日も開催されますので、参加登録をぜひ)
今日は、日本時間の昨日深夜に行われた Keynote : Swami Sivasubramanian の内容と、それ以外のアップデートについてとなります。
なお、スライドは非公開ですので、スクリーンショットはありません。
Keynote : Swami Sivasubramanian
- データ駆動型ビジネスの現実
- データドリブンな組織は毎年30%以上の成長
- 68%の組織が未だデータから価値を見いだせていない
- データ戦略を策定しているのは28%のみ
- purpose-built database
- 今提供しているデータベースサービスは16種類ある
- Usage Top10のカスタマーは10種類以上のDBサービスを使っている
- analytics servicesもたくさん提供している
- Amazon OpenSearch Service Serverless も発表された
- データ保存、分析、ガバナンス
- Amazon SageMaker の過去のアップデート
- Amazon SageMaker Autopilot(2019)
- Amazon SageMaker Canvas(2021)
- Amazon SageMaker Ground Truth(2019)
- データにラベル(Ground Truth)を付与するアノテーション作業の支援
- Amazon SageMaker Ground Truth Plus(2021)
- Amazon SageMaker Studio Notebooks(2021)
- Amazon SageMaker Training Compiler(2021)
- Amazon SageMaker Inference Recommender(2021)
- Amazon SageMaker Serverless Inference(2021)
- Amazon SageMaker Neo(2019)
- Amazon SageMaker Clarify(2020)
- Amazon SageMaker Debugger(2020)
- Amazon SageMaker Edge Manager(2020)
- Amazon SageMaker Jump Start(2020)
- Amazon SageMaker Processing(2019)
- 前処理・後処理
- Amazon SageMaker Notebooks(2019)
- Amazon SageMaker Experiments(2019)
- Amazon SageMaker Model Monitor(2019)
- ML Govenernance with Amazon SageMaker
- Amazon SageMaker Role Manager
- 新しいユーザーに対して簡単に権限を付与
- Amazon SageMaker Model Cards
- モデルの運用指標などのドキュメントを集中化・標準化
- Amazon SageMaker Model Dashboard
- 元々作成されたモデルが想定どおりに使われていない場合、アラートやトラブルシュートを提供
- Geospatial ML with Amazon SageMaker
- 地理空間情報を使ったモデルの構築、トレーニング、デプロイが簡単に
- オープンデータとしていくつか提供されている
- Amazon SageMaker Shadow Testing
- 作成されたモデルと現行本番環境のモデルとのパフォーマンス比較が可能
- Amazon SageMaker Autopilot Pipeline integration
- CI/CDに組み込み可能に
- Amazon SageMaker JumpStart Updates
- アーティファクトを他の環境に簡単に共有可能に
- Amazon SageMaker Studio Updates
- コンテナ環境を自動で作成可能に
- ペアプロに対応
- Amazon SageMaker Role Manager
- AWS Glue Data Quality
- データレイクとデータパイプラインの品質を自動的に測定・監視
- 自動でデータ品質ルールを適用
- Amazon Athena for Apache Spark
- Apache Spark:並列処理をインメモリ上で実行できる
- Sparkでインタラクティブなデータ分析が可能に
- Amazon DocumentDB Elastic Clusters
- パフォーマンスやストレージの自動拡張
- Amazon Redshift Multi-AZ for RA3
- Multi-AZ 対応
- Amazon Redshift Data Sharing
- Centralized access control
- Lake Formationとの連携
- Amazon Redshift auto-copy from S3
- S3からRedshiftへのデータロードを簡素化
- PostgreSQL on Aurora and RDS Trusted Language Extensions
- 任意の言語によって機能拡張を実現
- Amazon GuardDuty RDS Protection
- RDSに関するアクティビティも監視可能に
今日のアップデート(その他)
- Amazon S3 Access Points Cross account access points
- アカウント間で設定可能に
- AI Service Cards
- ベストプラクティスや運用方法に関する情報がまとまっている
- Amazon AppFlow 22 new connectors
- 22のデータソースに対応
- DataExchange for LakeFormation / S3
- Marketplace経由でデータへのアクセス権を購入することができる
昨日のアップデート(の残り)
- Amazon FSx for OpenZFS update
- スループットとIOPSが最大2倍に
- Amazon FSx for NetApp ONTAP Update
- スループットとIOPSが最大2倍に
- TGW経由でMulti-AZ Deploymentが簡単にできるようになった
- AWS Nitro Enclaves EKS and k8s support
- Nitro Enclaves の設定が簡単になった
- Amazon Redshift Realtime data ingestion with KDS and MSK
- Amazon Redshift Dynamic Data Masking
- 予めルールを決めておけば、データがマスキングされる
- Amazon KMS External Key store
- 外部の鍵管理システムに保存された暗号鍵でデータ保護が可能に
- Amazon EC2 I4i Torn Write Prevention
- 書き込みトランザクション時にダブルライトしなくて良くなる
- Amazon Verified Access
- Zero trustガイドラインに準拠
- VPN不要で安全なアクセスを実現
- IAM Identity Center ,OIDCとの連携をサポート
- Amazon VPC Lattice
- App Meshのコンセプトをより多くのサービスに適用
- Amazon Kinesis Data Firehose
- OpenSearch Service にデータ配信可能に
- Contact Lens for Amazon Connect
- Call Summarization 、Chat Support
- 通話終了後に通話メモを自動作成していたが、チャットにも対応した
まとめ
前日深夜のキーノートは、ML関連が中心でしたので、正直理解が追いついていないところが多かったのですが、理解が深まったセッションでした。
明日のセッションも楽しみにしています!